こんにちは、TAKE(@Take_Fitness_23)です。
今回は、現役介護士である僕が、介護の転職サイトを使う際の手順や方法を分かりやすく解説していきます。
✔本記事を読むメリット
- 介護士が転職サイトを効果的に使う方法が分かる
- あなたの理想の転職を実現できる
僕自身も、転職サイトを利用しながらブラック企業を脱却し、ホワイト企業で働くことができています。
給与や環境面も改善され、今では心身ともにストレスなく仕事ができています。
ブラック企業から脱却したい方は、こちらの記事が役に立ちます。
⇒【リアル】介護士はブラックすぎ?辞めたい…そう思う前に見極めよう
介護士が転職サイトを使う手順【図解】



介護士が転職サイトを使う手順は図解のとおり9つになります。
- 登録する
- 確認の電話が来る
- キャリアヒアリング
- 求人の紹介を受ける
- 職務経歴書の添削
- 応募する
- 面接対策を受ける
- 実際に施設と面接をする
- 内定と退職サポート
①登録する
まずは公式サイトから登録をします。
登録する前に、必ずそのサイトのサービスを確認しておきましょう。
例えば介護の転職サイトでも「カイゴWORKER」さんは正社員向けですが、「リアルジョブ介護
」さんは派遣社員に特化したサービスなので、事前にしっかりと確認しておきましょう。
正社員を目指していたのに、気付いたら派遣の面接を受けていたという例もあるので、十分気を付けましょう。
②確認の電話が来る
登録すると、2,3日で確認の電話やメールが来ます。
早い場合だと、登録して数分後に電話がかかってきます。
特に準備するものはありませんが、だいたい以下のようなことを聞かれます。
- 転職の希望時期はいつごろ?
- 希望の職種や施設形態は?
- 希望の給料は?
10分ほどで済むので、面倒くさがらずサクッと答えましょう。
③キャリアヒアリング
電話でのヒアリングが終わると、キャリアカウンセリングに移ります。
あなたが転職サイトのオフィスに行く場合もあれば、コンサルタントがこちらまで来てくれる場合もあります。(カフェなどを利用して面談)
(キャリアカウンセリングがない場合もあって、始めの電話ヒアリングでカウンセリングも込みみたいな感じのところもある。)
初回面談で多いのは、下記のようなこと。
- あなたのキャリアの詳細を整理
- あなたのPRポイントを引き出す
- そもそも転職するべきかどうか
- どのような施設があなたを必要とするか
- 職務経歴書の内容はどうするか
- 今回の転職についての深掘り
こういったキャリアカウンセリングをすることで、あなた自身が気付けなかった自分の気持ちに気付けます。
「やっぱり今の職場でいいかも」
「少し考える時間が欲しい」
など、色々と新たな想いが芽生えてくる可能性もあります。
実際に会って話すのは、時間もかかるし大変ですが、後悔しない転職にするためにも一度会ってしっかりと話をすることをおすすめします。
※最近はZoomでの面会も多くなってますね。(2021年7月1日現在)
④求人の紹介を受ける
ヒアリングやカウンセリングが終わると、何件かあなたの希望に沿った求人を紹介してくれます。
よくネットで観るような求人もあれば、今まで知らなかった魅力的な求人に出会うときもあります。
それぞれの転職サイトで、独自の優良求人を持ってることもあるので、転職サイトを利用する際は複数登録しておくといいでしょう。
⑤職務経歴書の添削
応募する求人が決まったら、職務経歴書や履歴書の作成&添削に移ります。
個人的には履歴書などに不安はありませんが、コンサルタントは転職支援のプロなので、一度確認してもらうことで、より合格しやすい書き方などを教えてくれます。
転職では第一印象はすごく大事で、あった瞬間に採用か不採用を決めるっていう面接官もいるくらいです。
特に履歴書などは、丁寧に書いてあるかどうかが重要になります。(綺麗でなくてもいいが、雑であってはならない)
せっかく転職サービスを使うのであれば、コンサルタントと一緒に最高の履歴書を作っていきましょう!
⑥応募する
履歴書と職務経歴書が完成したら、最後にコンサルタントが推薦文を添えて施設側に提出します。
自分ではなかなか気付けないあなたの魅了を、コンサルタントが上手に伝えてくれます。
ネットで自分で検索して、自分で施設に応募すると推薦文はもちろんありませんし、施設への手続き等も自力でしなければいけません。
転職サイトを利用し、コンサルタントの力を借りるというのは圧倒的に転職に有利というわけなんです。
⑦面接対策を受ける
あなたが応募した施設の面接官は、どのような質問をよくして、どういった方を好むのか、あなたの強みの中で何をアピールするべきかなどのアドバイスを貰えます。
もしあなたが希望するのであれば、模擬面接なども設定してくれるパターンもありますよ。
⑧実際に施設と面接をする
面接の日時の設定など、施設とのやり取りはすべてコンサルタントがやってくれます。
本番では、あなたの魅力を存分に引き出してくれるので、自分の力をフルに出し切りましょう。
もし不採用になったとしても、コンサルタントが施設からフィードバックを受けているので、次回の面接に活かすことができます。
たとえ落ちたとしても、転職サイトを利用しなければ得れない経験や情報があるということを知っておいてくださいね。
⑨内定と退職サポート
無事に内定となれば、コンサルタントが入社日の調整などを確実に行ってくれます。
また退職などの手続きに不安がある場合は、上司にどのように報告するかなどのノウハウも持ってるので、遠慮なく相談してみましょう。
どうしても退職を上司に伝えられないって人は「退職代行サービス」もあるので、ちょっと高いですが使うのもアリかなと思います。
介護士が転職サイトを効果的に使うポイント7選

介護士が転職サイトを効果的に使うポイントは以下の7つ。
- スカウトメールを依頼し2週間に1回は連絡する
- 転職時期は「いいところがあればすぐにでも」と伝える
- 担当のコンサルタントは合わなければ変えてもらう
- 経歴やスキルはこまかく正直に伝える
- 推薦文を確認させてもらう
- 同じ案件に複数の転職サイトから応募しない
- 転職の理由を明確に伝えておく
①スカウトメールを依頼し2週間に1回は連絡する
転職サイトは、企業から受けると応募者データの中から条件を絞って、求職者を探していきます。
その際の表示順位が「更新日順」となっています。
更新日というのは、転職サイト側と求職者であるあなたが電話連絡など、最後に関わった日になる可能性が高いので、本気で転職したいという重いなら、1週間~2週間に1回は連絡しておくことをおすすめします。
更新日が古いと、もう転職を決めたのかなと思われ、紹介されにくくなるので要注意。
②転職時期は「いいところがあればすぐにでも」と伝える
転職サイトに登録し、最初に電話やメールでコンタクトを取ると、必ず「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれます。
その際は、「いいところがあればすぐにでも」と伝えておきましょう。
するとコンサルタントの人は、あなたが見込み客で売り上げに繋がると考え、求人の紹介や対応の優先順位を上げてくれるはず。
③担当のコンサルタントは合わなければ変えてもらう
やはりコンサルタントと言っても当たりハズレがあります。
どうしても合わなかったり、対応に不満がある場合は変えてもらいましょう。
担当変更をする際のメール例文はこちら…
To 〇〇介護転職サービスさんへ
お世話になっております。転職の支援をしていただいてる〇〇と申します。現在担当の〇〇様には大変丁寧に対応していただき、大変感謝しております。しかし初めての転職ということもあり不安が大きく、他の方の意見も聞いてみたいと考えております。
もし可能であれば、他のコンサルタントの方とお話しすることは可能でしょうか?
大変お手数おかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。
変更自体がどうしても言いづらい場合は、転職サイトを変えましょう。
④経歴やスキルはこまかく正直に伝える
転職サイトに情報を登録する際、資格証を提出したり、職歴などをわざわざ証明する必要がないので、嘘をつくことも可能です。
(もちろん面接の段階までいけば、嘘はバレますが…)
はじめに見栄を張って嘘をつくと、後々せっかく希望の求人に巡り会い面接に至っても、最初の登録情報と違うことがバレて、せっかくのチャンスを逃す羽目になりかねません。
経歴やスキルは始めの段階から、ウソ偽りなく正直に伝えるようにしましょう。
⑤推薦文を確認させてもらう
担当コンサルタントはほとんどの場合、あなたの推薦文を1000文字程度で書きますが、へっぽこコンサルタントだと、あなたが伝えた経歴をそのまま書き写すだけの酷い推薦文になってる可能性も考えられます。
そこで、「面接時に誤りがあったら困るのと、今一度自分の長所や短所を見直したいので、一度確認させていただけませんか?」と声をかけましょう。
⑥同じ案件に複数の転職サイトから応募しない
介護の転職サイトは数多く存在し、複数登録するのは全然ありですが、同じ案件に複数のサイトから応募するのは辞めておきましょう。
施設側から「他の転職サイトからも応募があるけど…」となり、施設側とサイト側の双方に不信感を与えてしまいます。
複数の転職サイトを利用する場合は、自分がどの求人に応募してるかしっかりと把握しておきましょう。
⑦経験者であれば給与交渉をしてみる
給料面に不満があり転職をしたい方は、ここ必見ですよ。
あなたが介護福祉士を持っていたり、ある程度(5年以上)の経験がある場合は、担当コンサルタントに施設側への給与交渉を依頼してみましょう。
ずうずうしいと思われがちですが、給料交渉もコンサルタントの重要な仕事であり、けっこう前向きに交渉してくれます。(当たりハズれはありますが…)
僕は「マイナビ介護職」さんで、当たりのコンサルタント(たぶん)に担当してもらい、給与交渉の末に、前職の年収は保証してくれ、1年でそれ以上になるという契約をいただくことができました。
この時に思いました。
「言ってみるもんだな」と。
あなたもダメ元で言ってみてください。案外いけますから。
「マイナビ介護職」については、こちらの記事で詳しく解説しています。
⇒マイナビ介護職ってどう?料金は?電話はしつこくない?実際に使った感想
また、あなたが気になる施設の詳しい情報を知るときにも、「マイナビ介護職」さんなどは役立ちます。
ぜひこちらの記事を参考に、あなたの転職に役立てください。
⇒あなたが気になる介護施設の内部情報を知る方法【非公開情報も知れます】
介護の転職サイトは複数登録しておきましょう

一つの転職サイトだけを利用して、転職活動するのも全然アリですが、介護の転職サイトについては全てのサービスが登録も利用も完全無料なので、いくつか同時に使うことをおすすめします。
なぜなら、Aのサイトでは扱ってない求人が、Bのサイトでは扱っており、なおかつ給与などの条件交渉が可能となる場合があります。
一つのサイトだけだと、その分良い求人に出会える可能性も低くなると考えたほうが良いと思います。
僕の場合は、いつも複数の転職サイトに登録しており、良い求人がないか常にアンテナを張っています。
登録しコンサルタントとコンタクトを取ることで何かが起こり、理想の求人を引き寄せるきっかけになるでしょう。
また、自分でも普段からネットの求人などで検索しておくと、コンサルタントの方が気付かない優良求人に出会えることもあります。
ネット求人を見るときのポイントは、こちらの記事が役に立ちます。