こんにちは、TAKE(@Take_Fitness_23)です。
✔本記事は以下の人に向けて書いてます。
- 介護士として働きたいけど給料がいくら貰えるか気になる人
- 介護士として働いてるけど今の給料に不満がある人
- 介護士で給料を上げたい人
実際に介護士として15年働きながら、給料をアップさせてきた現役介護士の僕が解説していきます。
介護士の給料は安い?高い?平均年収を解説

今回は以下の項目別に平均年収を解説します。
- 資格別
- 施設別
- 地域別
- 年齢&男女比
- パート、アルバイト、派遣の場合
介護士の資格別平均年収
保有資格 | 勤続年数(平均) | 平均月収 | 平均年収 |
---|---|---|---|
介護福祉士 | 8.9年 | 329,250円 | 3,951,000円 |
実務者研修 | 6.7年 | 303,230円 | 3,638,760円 |
初任者研修 | 7.3年 | 301,210円 | 3,614,520円 |
無資格 | 5.5年 | 275,920円 | 3,311,040円 |
※参考:厚生労働省WEBサイト
介護業界は資格社会と言われており、やはり給料を上げたいなら介護福祉士を取得するのは必須ですね。
ただ国家資格を取っても、こんなもんかというのが正直な意見です…。
介護士の施設別平均年収
施設形態 | 平均月収 | 平均年収 |
---|---|---|
特別養護老人ホーム | 361,890円 | 4,342,680円 |
介護老人保健施設 | 350,380円 | 4,204,560円 |
介護付き有料老人ホーム | 339,510円 | 4,074,120円 |
訪問介護事業所 | 314,440円 | 3,773,280円 |
グループホーム | 303,800円 | 3,645,600円 |
通所介護事業所(デイサービス) | 294,980円 | 3,53,9760円 |
通所リハビリテーション事業所 | 315,020円 | 3,780,240円 |
小規模多機能型居宅介護 | 303,760円 | 3,681,120円 |
介護療養型医療施設 | 329,850円 | 3,958,200円 |
介護医療院 | 323,950円 | 3,887,400円 |
※参考:厚生労働省WEBサイト
上記はあくまでデータで、僕の場合は特別養護老人ホームの時は年収300万円台でしたし、現在働いてる介護付き有料老人ホームだと年収500万弱になってます。
給料を上げるために施設形態は確かに大切ですが、それよりもどういう企業や法人で働くかがより重要になってきますね。
僕の給料公開記事はこちらにあり。
⇒現役介護士のリアルな給料明細を大公開【35歳の手取りはいくら?】
介護士の地域別平均年収
都道府県 | 平均年収 |
---|---|
東京都(トップ) | 3,380,000円 |
愛知県 | 3,170,000円 |
大阪府 | 3,140,000円 |
兵庫県 | 3,020,000円 |
香川県 | 2,900,000円 |
新潟県 | 2,860,000円 |
岡山県 | 2,830,000円 |
北海道 | 2,700,000円 |
沖縄県 | 2,580,000円 |
青森県(最下位) | 2,440,000円 |
平均年収が400万を超えているのに、上記のデータだとかけ離れますが、働く場所が大事と言うことと、先ほども言いましたが、どういう会社で働くかが大切。
僕の場合は首都圏で働いていたころより、地方で働く今の方が給料高いですし、一概に都市部だから給料高いというのは言えないかもしれませんね。
こういったデータはあくまで参考程度にして、自分で求人を検索をしたり転職エージェントなどを活用しながらの情報収集をおすすめします。
介護士の年齢&男女比の平均年収
男性 | 平均月収 | 平均年収 |
---|---|---|
29歳以下 | 295,580円 | 3,546,960円 |
30~39歳 | 342,110円 | 4,105,320円 |
40~49歳 | 357,260円 | 4,287,120円 |
50~59歳 | 333,160円 | 3,997,920円 |
60歳以上 | 289,800円 | 3,477,600円 |
女性 | 平均月収 | 平均年収 |
---|---|---|
29歳以下 | 287,430円 | 3,449,160円 |
30~39歳 | 304,650円 | 3,655,800円 |
40~49歳 | 315,000円 | 3,780,000円 |
50~59歳 | 313,530円 | 3,762,360円 |
60歳以上 | 286,080円 | 3,43,2960円 |
※参考:厚生労働省WEBサイト
だいたい30代~40代にかけてキャリアアップする方が多い印象ですね。
日本人の平均年収は2020年度で436万円となっており介護士は平均以下に見えますが、実際500万~600万稼いでる事実からも分かるように、決して低収入ではないということ。
※参考:国税庁のWEBサイト

めちゃくちゃ贅沢はできないですが、一戸建てとファミリーカー購入、2人の子どもを育てるぐらいの安定した生活はできますよ。
介護士の平均年収(パート、アルバイト、派遣の場合)
保有資格 | 実労働時間 | 平均時給 | 平均月収 |
---|---|---|---|
介護福祉士 | 88時間 | 1,421円 | 125,690円 |
実務者研修 | 84時間 | 1,422円 | 120,650円 |
初任者研修 | 75時間 | 1,409円 | 106,130円 |
無資格 | 91時間 | 1,169円 | 107,520円 |
※参考:厚生労働省WEBサイト
無資格だとさずがに時給低いですが、初任者研修と介護福祉士が12円しか違わないのは国家資格の価値が薄すぎますよね。
実際、派遣だと資格なくてもけっこう時給高いんですよね。
これは僕も経験しましたが、初任者研修(当時はヘルパー2級)だけの資格で半年ほど派遣で働きました。
その時の時給は1,500円ほどで、介護福祉士と100円しか差がなかったのを覚えてます。
初任者研修だけの人でも、派遣で働けば十分高い時給で働けますよ(深夜の居酒屋かパチンコのアルバイトくらいは稼げます)
介護士が収入を上げる方法3選

介護士が収入を上げる方法は、主に以下の3つ。
- 資格を取る
- 転職する
- 副業する

それではサクッと解説しますね。
資格を取る
介護業界で働くなら、最低でも介護福祉士は取得しましょ。
介護福祉士を養成学校で取得する場合は、126万円の費用がかかります。
その費用を国が全額払ってくれる制度があるので、未経験から介護始める方はぜひ活用しましょ。
詳しくはこちら⇒【介護士未経験の方必見】介護士に転職で126万円貰える?新制度を解説
転職する
転職なくして給料アップなしと言っても過言ではありません。
実際に僕は転職によって、仕事量は大幅に減り年収は100万円以上増えました。
介護業界で給料を上げたいなら、転職するのが手っ取り早いと実感しましたね。
僕が実際に使ってる3つの転職サイトを徹底比較してる記事はこちら。
⇒【完全無料】介護士の僕がおすすめする転職サイト3つを徹底比較
僕自身も転職をしながら給料を上げてきました。
詳しくはこちらの記事で解説してます。
⇒【2021年版】介護士の給料は今後上がる?ベテラン介護士が徹底解説
副業する
僕が働いてる企業もそうですが、最近は副業OKの企業もかなり増えてきました。
介護士は意外に時間が空く仕事だと思ってます。
その時間を使って、副収入を得る術を手に入れましょう。
介護士の副業に関しては、こちらで解説してます。
⇒介護士の副業禁止は時代遅れ!介護士こそ副業しやすい理由とは?
無料の転職エージェントを活用しよう

介護士で平均年収を上げたいなら、常に最新の求人情報を知っておくといいですよ。
その為にいくつかの転職サイトに登録することをおすすめします。
なぜなら、介護の転職サイトはサービスが完全無料で、エージェントの方が随時希望条件の求人を教えてくれるので、自分で求人検索する手間が省けます。
僕自身も常に3つくらいの転職サイトに登録して、最新の介護求人情報を把握するようにしてます。
転職サイトはこちらの記事にまとめてます。